トヨタディーラー様からのご紹介 トヨタ・レジアスエース(5型) ECU交換に伴うイモビライザー登録作業 | 福岡で車の合鍵スペアキー作成・カギ紛失解錠の出張鍵屋はKEYPRO

トヨタディーラー様からのご紹介 トヨタ・レジアスエース(5型) ECU交換に伴うイモビライザー登録作業

2023年11月03日

福岡県内の某トヨタディーラー様からのご紹介で、お客様よりご依頼いただきました。
今回の車両は事情でECU関連などのコンピューターが故障。
ご依頼のお客様である自動車修理店様が診断を行ったところ、車に設置されているあらゆるECUが故障しており、照合ECUを交換されたとのことです。
その後、エンジンが始動しなくなってしまい、トヨタディーラー様に修理を依頼されました。

トヨタディーラー様の方でECU交換時に行う同期作業を行おうとするも、
新車時には2本スマートキーが登録されていますが、手元に1本しか鍵がないようで同期作業ができませんでした。

またエンジンコンピューターなども交換されており、諸事情でディーラー様ではお手上げの状態に。
そこでトヨタディーラー様より、KEYPROをご紹介頂きご依頼となりました。

 

作業の流れとしては、故障したECUよりイモビライザーのデータを解析して、新しいECUに書き込む作業となります。
手始めにディーラー様で使用している診断機と同じ診断機を接続し状況を確認しようとしますが、ECU関連が故障している為、通信がうまくいきません。
もちろん、普段のスマートキー全紛失作業と同じように解析しようとしますができるわけもなく…

 

トヨタディーラー様からのご紹介 トヨタ・レジアスエース(5型) ECU交換に伴うイモビライザー登録作業

そのような事態になっていることは想像できましたので、お客様の方にダッシュボードの撤去をお願いしておりました。
当社の方で最低限の通信ができるように、プッシュスタートボタンやステアリング、バッテリー上がり防止の為にエアコンスイッチなどを接続させていただきました。

 

トヨタディーラー様からのご紹介 トヨタ・レジアスエース(5型) ECU交換に伴うイモビライザー登録作業

イモビライザー情報が入っている、IDコードボックス(ECU)こちらは無事なようです。
といっても、5型は既にフラッシュになっているので簡単にはいきません。

 

様々な機器を駆使して、手元にないスマートキーを生成しました。
IDコードボックスと新しい照合ECUの同期作業も行いましたので、エンジン始動!かかった!と思いきや3秒後にエンストします。

エンジン始動するも3秒後にエンストするということは、IDコードボックスと照合ECUは無事に同期ができている証拠。
(同期できていなければセルが回るだけでエンジンは始動しません)

 

エンジンコンピューター(ECU)も交換されたということで、こちらの同期も必要になります。
トヨタ純正の診断機を接続して、とある操作後に放置。
同期が終わったとおもい、エンジンを始動するも3秒後にはエンストします。(同期失敗)
何度も何度も試しますが、なかなかエンジンが始動しません。

 

トヨタディーラー様からのご紹介 トヨタ・レジアスエース(5型) ECU交換に伴うイモビライザー登録作業

30分近くIG-ONの状態で放置することになりますので、弊社のバックアップバッテリーも上がってしまいました。
お客様が自動車修理店様であったので、安定化電源をお借りしまして事無きを得ました。

 

気を取り直して、診断機を使って色々と確認するとお客様の方で交換されたエンジンコンピューターに車両情報が書き込まれていないことが判明。
車両情報の書き込みを行って、再度同期作業を行います。

 

30分後、お客様が見守る中エンジンを始動すると・・・
無事にエンジンが始動しました!

 

トヨタディーラー様からのご紹介 トヨタ・レジアスエース(5型) ECU交換に伴うイモビライザー登録作業

 

ということで、今回トヨタディーラー様でもお手上げだった、このレジアスエース無事に復活させることができました。
トヨタ車の場合、照合ECU、IDコードボックス、ステアリングロックアクチュエーターを交換する場合は既に登録されている鍵が全て必要になります。

特に照合ECU、IDコードボックスを交換する場合はECUの故障で登録している鍵を消すこともできませんので、
手詰まりになってしまうこともあるかと思います。
その際はKEYPROにご相談いただきますと、今回の車両のように登録・同期できますのでご相談頂ければ幸いです。

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